リフォームコラム vol.46

「見せる収納」でスタイリッシュなお部屋に

2023年09月29日
  • #収納

おしゃれなセレクトショップのように「見せる収納」を取り入れてみませんか?

リフォームしたい場所によく挙げられる収納。最近、収納のリフォームでは「扉のない収納」を取り入れるお客さまが増えています。 「扉のない収納」とは、物を中にしまい込む形の収納ではなく、セレクトショップのように、あえて物を陳列する「見せる収納」のこと。 お気に入りの品々や洋服などを、いつも眺めていられる楽しさだけでなく、物の出し入れのしやすさも扉のない「見せる収納」の魅力です。 今回は「見せる収納」の活用法と楽しみ方をご紹介します。

扉のない「見せる収納」4つのメリット!
「見せる収納」を楽しもう!1

洋服やバッグのフィッティングを楽しめる収納

洋服はハンガーに掛けて収納するのが手軽で便利です。お手持ちのコレクションの中から次々とピックアップして、コーディネートを楽しむことができます。スペースに応じて、使いやすい位置に姿見やドレッサー、アクセサリーなどの小物が置けるカウンターやデスクを設けるとさらに便利になります。

玄関収納にも!

お出かけ時や帰宅してすぐの着替えや、洋服・靴などの片付けのしやすさを考えるなら、玄関につながるシューズインクロゼットや玄関に「扉のない収納」の設置がおすすめです。

「見せる収納」を楽しもう!2

レコードやCD、本などのディスプレイが楽しめる収納

さまざまなコレクションがきちんと整理でき、眺めて楽しく、手に取ってみることもできる。そのような趣味の部屋を兼ねた収納スペースがあれば、充実した日々が過ごせるのでは。また、趣味に関してはたくさんの本をお持ちの方も少なくないでしょう。使い勝手のよい書棚や読書スペースにも「見せる収納」の考え方が応用できます。

可動棚を活用!

物をディスプレイするとき参考になるのは、セレクトショップなどで見られる陳列の仕方です。
例えば、棚の角度が変えられる可動棚を使えば、棚に置いた物を見やすく展示することができます。

「見せる収納」を楽しもう!3

スポーツ用品やアウトドア用品を掛けて収納

スポーツ用品やアウトドア用品なども「見せる収納」にすることで、ディスプレイを楽しみながら、お手入れしやすい状態で収納することができます。自転車などの棚には収納しづらいようなかさばる物も、壁掛けスタイルとすればディスプレイを兼ねた「見せる収納」とすることができます。

玄関土間で「見せる収納」

スポーツ用品やアウトドア用品などは、野外活動での汚れが気になるもの。玄関土間に置き場が確保できると、清掃・お手入れに便利に使えます。必要に応じて土間の拡張や棚の設置を行い、自慢の用品の「見せる収納」を楽しみましょう!

「見せる収納」を楽しもう!4

キッチンも「見せる収納」で美しくアレンジ

キッチンを清潔に保ち、使いやすく整えることも、料理づくりの基本なのではないでしょうか。そんな美しいキッチンなら、こだわって買い揃えたキッチン道具や食器は、しまい込まず「見せる収納」に綺麗に飾るのはいかがでしょう。キッチンでの時間がもっと楽しく、華やかになります。

壁掛け収納で効率的に空間利用

調理用具の収納でも活躍する壁掛け収納。必要な道具をサッと手に取り、使い終わったら洗ってすぐに掛け置きできる壁掛け収納は、キッチン空間の効率的な利用となるばかりでなく、ディスプレイを意識したレイアウトにすれば、見た目もキレイに収納することができます。

プラスワンポイント!
「扉のない収納」でもロールスクリーンなどを設置すれば、サッと手軽に閉めることができます。

「扉のない収納ではホコリが心配…」「中を見られたくない時があるかも」と懸念される方もあります。そうした場合は、ロールスクリーンやカーテンなどを設置することで、必要な時だけ手軽に開け閉めすることができます。また、透明や半透明の素材を選べば、閉めたままでも見せる収納として活用できます。

扉のない「見せる収納」は、生活の中で趣味を味わい、豊かなライフスタイルを楽しむことができる収納といえます。扉で閉じる「隠す収納」と「見せる収納」を場所によってうまく使い分けると、ふだんの暮らしがもっと充実するのではないでしょうか。
ぜひ、ご検討ください。

いかがでしたでしょうか。
リフォーム成功の一番のポイントは、プランナーとお客さまとのコミュニケーションです。
まずはどのような住まいにされたいか、皆さまのご希望をお聞かせください。
お見積もり、プラン作成は無料です。お気軽にお問い合わせください。