光と風を取り込んで
センスと工夫が輝く住まい

リビング・ダイニングは、奥さまがセレクトされたブルーのアクセントクロスにより爽やかなイメージに。壁の上部には、お気に入りのCDが並べられる棚を造作し、くつろぎながら音楽が楽しめる空間としました。隣接するサービスルーム（納戸）の間仕切り壁はゆるやかな曲面とし、ガラスブロックをはめ込むことで、やわらかで明るい印象を演出しています。

暗かったキッチンは、入り口の両側にあった壁をなくして、明るいオープンキッチンに。また、システムキッチンは向きを90度変え、リビング・ダイニングからも動きやすい動線としました。新設した食器棚は、キッチン家電やごみ箱などをリビング・ダイニングから見えない位置に置けるよう工夫しました。

以前は洋室（2）にあった収納を、リビング・ダイニングから使えるように変更しました。市販の収納ボックスに合わせて棚板を設け、使いやすく工夫しました。洗面室のドアの横に設けたニッチ（飾り棚）には観葉植物などを置き、背面のクロスもグリーンとすることで、ゆとりと潤いの感じられる空間となるようにしました。

洋室（1）は、ご夫妻の寝室です。クロゼットは窓のない壁側に位置を変えることで、サービスルーム（納戸）のスペースを確保するとともに、十分な収納量を確保できるようになりました。ブラウンのアクセントクロスが落ち着きのある空間を演出しています。

従来はお子さま二人で使っていた洋室（2）を、上のお子さまの個室とすることで、ゆとりができました。薄いブルーのアクセントクロスが少し大人な雰囲気を演出しています。

サービスルーム（納戸）は下のお子さまのスペースとして使用されています。窓のないスペースなので明るさが感じられるよう、アクセントクロスは、明るいオレンジを採用。さらに、壁のガラスブロックからはリビング・ダイニングの光をやわらかに取り込むことができます。洋室（1）につながる室内窓を新設し通風も確保。身の回りの物が置けるよう、新たに棚も造作しました。

洗面室は、天井まで高さのある二面鏡を備えた洗面化粧台に交換。大きな鏡が空間を広々と見せています。新たに設けたニッチ（飾り棚）の背面のクロスは爽やかなブルー。奥さまお気に入りのポイントとなっています。浴室のドアを透明ガラスとしたことで、ビューバスの光が洗面室に差し込む明るい空間とすることができました。

洋室（2）側の壁を移動させて広くしたトイレには、手洗い器付きのカウンターを新設しました。クロスとCFシートには石目調を採用し、落ち着きのある空間としました。

玄関は、従来の下足入れをフロート型に変更しました。下部照明が空間の広がりを演出。トール型収納の建具には、身だしなみの確認に便利な姿見を取り付けました。

廊下とリビング・ダイニングを仕切るドアにも透明ガラスを採用。廊下・玄関までバルコニーからの明るい光が届きます。スポーツ好きなお子さまが持ち帰った用品をすぐにしまえるよう、玄関の近くに廊下収納を新設しました。