構造柱や梁を効果的に⽣かした洗練された男の城

以前は梁の下に間仕切り壁があり、圧迫感のあったリビングも3つの洋室を⼀続きにした1LDKに変更し、ゆとりある広さを確保。取り除くことができなかった構造柱はタイル張りにし、上質なアクセントに。

以前は⻑い廊下だったスペースをダイニングスペースに変更することで、⽇差しが⼼地よく届く快適な空間になりました。重厚感のあるタイル張りの柱は、空間にアクセントを加えると同時に、リビングとの緩やかな仕切りとして機能し、開放感とメリハリを両⽴させています。

リビング・ダイニングの壁⾯には、造作の棚とデスクを設けて快適なワークスペースを確保。⽇中は窓からの⾃然光が差し込み、明るく居⼼地のよい空間になりました。

カウンターを備えた開放感のあるオープンキッチン。奥の洗⾯室からも⽞関ホールへアクセスできる回遊性の⾼い動線により、家事や移動がスムーズになりました。

リビング横にある洋室の壁には、やわらかなグレーを採⽤し、落ち着きのある雰囲気に。壁⾯のブラケット照明は角度調整が可能で、読書灯としても活躍します。さらに、ヘッドボードの奥にはデッドスペースを活⽤して時計や⼩物を置ける⼩さな棚を設け、空間の効率化と実⽤性を兼ね備えた就寝スペースとなっています。

浴室は浴槽の向きを変更することで、ゆとりのあるサイズへ変更しました。

キッチン、洗⾯化粧台の位置を変更することで広がったスペースには収納⼒に優れた洗⾯化粧台を設置。⽞関から洗⾯室を経由してキッチンへとつながる動線が確保され、毎⽇の⾝⽀度や家事もよりスムーズに。

⽞関⼟間には⾃転⾞スタンドを設置し、⼤切な⾃転⾞をスムーズに出し⼊れ可能に。上部には吊⼾棚を設け、⾃転⾞⽤品や登⼭道具などのアウトドア⽤品を整理収納できるようにしました。趣味を楽しめる、機能的かつ美しい⽞関空間となりました。