家族5人が快適に暮らせる、立体的で楽しい住まい

キッチンはご家族が憧れていたオープンキッチンに変更しました。キッチンで作業をしながら、リビングで過ごすご家族とコミュニケーションをとりやすくなりました。

レンガ調のグレーのアクセントクロスを張ることで、シンプルな空間に楽しさが加わりました。キッチンカウンターの前に椅子を並べて食事をすることも可能です。

2段ベッドで区切って、中学生と小学生のお子さまそれぞれの学習と就寝スペースを実現〈サービスルーム(1)（納戸）とサービスルーム(2)（納戸）〉。ベッドのまわりは壁で仕切られており、それぞれの空間が個室のように独立しているので自分だけの時間を過ごすことができます。画像はサービスルーム(1)（納戸）。

完成後に学習机の搬入が困難になることを想定し、サービスルーム(2)（納戸）には学習用の机を造作しました（画像左）。「書く」場所と「教科書や参考書を置く」場所に分かれたコンパクトな机は「塾の自習室のようで集中できる」と使い勝手も好評です。就寝時は、はしごを使って2段ベッドの上の段に上ります。ベッドは壁に囲まれていますが、小窓を設けて採光と通風を確保しました（画像右）。

リビング・ダイニングの一角にも、壁で囲まれたロフトベッド付きのスペースを設置しました〈サービスルーム(3)（納戸）〉。いずれはお子さまのお部屋として使用することを想定し、ご主人さまがリモートワークに使用する机も造作しました。

窓のない場所を壁で仕切っても圧迫感を感じにくいのは「室内窓」のおかげ。採光や通風を確保し、開放的に見せる効果があります。特に広がりを感じさせたいリビング・ダイニングには、大きめの室内窓を設置しています。

各部屋に収納スペースを設けない代わりに、どの部屋からもアクセスしやすい位置に家族で使えるウォークインクロゼットを設置しました。

洗面室には、三面鏡のついた洗面台を設置。鏡の背面の収納が増えたことで収納力がアップしました。洗面化粧台を以前のものより幅の広いものに変更したため、家族の身支度の時間が重なってもゆったりと使うことができそうです。

壁や床などをグレー系のカラーでまとめたトイレと浴室。ご予算に合わせたトイレとユニットバスをご提案し、選んでいただきました。トイレにはグレーのアクセントクロスを使用してメリハリをつけました。浴室では通常は壁の1面のみに使用することの多いアクセントパネルを4面に採用しました。

存在感のある木目柄が印象的なフローリング。床やドアの色や柄に表情のあるものを選ぶことで、シンプルながらも印象的な内装に仕上がっています。室内窓があることで、ちょっとした遊び心を感じさせる空間になりました。