
2人の時間とプライベートを豊かに過ごせる住まい
- 55.90㎡
- 3LDK
- 896万円(税込)
- 家族構成:2人
- 施工期間:約2カ月
新築時に購入したマンションに27年住まわれたTさまご夫妻。お子さまの独立、ご主人の定年、マンションの大規模修繕が近いなど、さまざまなきっかけが重なりフルリフォームすることを決意されました。定年後の暮らしを充実させたいということで、それぞれの趣味を楽しめるようご夫妻の個室をご提案。一方で、2人で過ごされる空間は広々と気持ちよく使えるよう、リビング・ダイニングに折り畳み式のテーブルを設置し、和室の扉は全開口できるようにしました。ウォルナットの建具と薄いグレーの床材で統一したシックなインテリア、体調チェックに使いたいとのご要望で居室や廊下の壁紙に入れたグレーの水平なラインなども特徴です。手すりを多く設置して、段差をなるべく解消、各扉も引き戸にするなどバリアフリーにも対応しました。
リフォームのポイント

食事や映画鑑賞などシチュエーションに合わせてレイアウトを楽しめるよう、キッチンカウンターの前面に折り畳みできるテーブルを設置。また、和室の引き戸を開ければ、リビング・ダイニングと一続きの空間として使えます。

和室にグレーの琉球畳を採用したことで、全体のシックな雰囲気とマッチ。収納力のあるクロゼットやピクチャーレール、取り外しできる物干しを設け、おしゃれで使い勝手のよい空間になりました。クロスに引いてあるグレーのラインはTさまのご要望で入れたもので、このラインの見え具合で体調チェックされています。

狭く閉塞感のあったキッチンを対面式に変更。明るいリビング・ダイニングや和室を見渡しながら料理ができる開放的なキッチンになりました。カップボードを設置したことで収納力もアップ。

玄関には、鍵などを置けるカウンターのある収納を新設。手すりを設けてバリアフリーにも対応しています。

洋室(1)は、ご主人の趣味である音楽やDJ配信を満喫できるお部屋になりました。

奥さまの個室。洋室(1)(2)ともに、内開きだった開き戸を引き戸にし、クロゼットの仕切りをロールスクリーンに変更。開き戸から引き戸へと変更することで、開き戸の可動域がなくなり、スペースを有効に使えるようになりました。

入浴時間が至福のときというご主人のご要望で、浴室を広くしました。ブラックが印象的な浴槽は半身浴ができるタイプを採用。浴室換気乾燥機も設置しました。

洗面台は全体のインテリアと統一したウォルナットに、クロスはレンガ調にして遊び心をプラス。また、浴室との段差をなくしバリアフリーにも対応しました。

トイレをタンクレスにして、手洗いカウンターを新設。すっきりとした空間になりました。また、楽に立ち上がれるように、手すりを両サイドに設置しました。クロスは洗面室に合わせてレンガ調を採用。水回りスペースに統一感が生まれました。
お客さまのご要望
- 第二の人生を楽しめるような家にしたい。
- 水回り設備を最新の設備に更新してほしい。
- 和室を残してリビング・ダイニングを広く使えるようにしてほしい。
- 浴室を広くしたい。
- 手すりの設置や段差をなくしてバリアフリー対応にしたい。
- 趣味のものをすっきりさせたい。
プランナーからのコメント
「二人で過ごすリビング・ダイニングや和室を広くして、それぞれのプライベートも大切にしたい」というご要望に対して、ご夫婦の生活スタイルをお聞きしながらプランを立てていきました。細かいところまでご意見をいただけたので、打ち合わせもスムーズに進みました。今後も長く快適に暮らしていきたいとバリアフリー化も検討されていたため、引き戸を多用したり、床面をできるだけフラットにするなどのご提案も。開放感のあるすっきりとした空間にリフォームができました。
お客さまの声
リフォームを終えて「こんなに広くなったの!?」と驚きました。とくにリビング・ダイニング、和室、キッチンの開放感がお気に入りです。夫婦それぞれに個室がありつつ、子どもたちや友人が遊びに来ても広く使うことができるのがうれしいです。全体を通してデザイン性が高く、和室の琉球畳や引き戸などプランナーさんがいろいろ提案してくださったのもよかったです。また、床下の配管を刷新できたことと、個人的な体調チェックのため壁紙に入れてもらったグレーの水平なラインがインテリアに馴染んだことにも安心しました。皆さんにおすすめしてまわりたいくらい、想像以上に満足のいくリフォームになりました。
リフォームデータ
家族構成
リフォーム後間取り
専有面積
施工期間
リフォーム費
築年数(リフォーム当時)
リフォーム箇所
- 水回り
- キッチン、トイレ、洗面室、ユニットバス
- 造作家具・収納
- 和室収納、洋室収納、玄関収納、ダイニングテーブル