
二人暮らしを生き生きと楽しめる、広々ワンルーム風の部屋づくり
- 61.37㎡
- 2LDK
- 1,200万円(税込)
- 家族構成:2人
- 施工期間:約2カ月
27年前に新築マンションを購入され、こちらにお住まいのKさまご夫妻。定年後のお二人の暮らしをさらに快適にしていこうと、リフォームを決意されました。ご希望は、南側にある暖かいリビング・ダイニングを、ベッドルームも兼ねた大きな一部屋とし、そこを生活の場とすること。そして、収納力のある、明るく風通しのよい住まいとすることも。ご相談をうけて、リビング・ダイニングと以前の洋室(2)を一体にするほか、通風を考慮したウォークインクロゼットの設置や、水回りを機能的にして新たな回遊動線を設けることなどをご提案。さらに、リゾートホテルをイメージした、白を基調とするインテリアのカラーコーディネートも提案し、広々としたワンルーム風のリビングを中心に、自由度高く暮らせるお住まいが完成しました。
リフォームのポイント

以前の洋室(2)と押入、クロゼット、廊下をリビング・ダイニングと一体化。広々とした、ワンルームのように過ごせる生活の場が生まれました。ベッドスペースもここに集約。ベッドスペースは、気分に応じてリビングと仕切れるようロールスクリーンを設置しました。

キッチンは、壁付きのL字型から対面式のオープンキッチンへと変更。背面には、食器棚を新設しました。ダイニングとの会話も楽しめる、使い勝手のよいキッチンへと変わりました。

ダイニングは、テーブルを置きながら、リビング空間をなるべく圧迫せず広々と使えるよう、キッチンカウンター下にテーブルの一部を入れる配置としました。キッチンカウンターの両袖下部には、前面が開く収納スペースも設けました。

ベッドスペースの隣は、奥さまのウォークインクロゼット。窓があるので中は明るく、さらに窓を開けると、リビング・ダイニングから心地よい風が通り抜けていきます。

洋室(2)は、旦那さまの書斎兼仕事場。気持ちを落ち着ける効果があるブルーのクロスを採用しました。併設のウォークインクロゼットは、趣味の品や洋服の収納に十分なスペースを確保しました。

キッチンからリビング・ダイニングを通らずに、洗面室、浴室へ行ける新たな回遊動線を提案。動きやすく、着替えなどの使いやすさも向上した動線をつくることができました。

狭くて使い勝手が悪かった洗面室を拡張しました。洗面化粧台は、鏡を手前に引き出して使える新しいものに交換。鏡を顔の近くで使え、鏡面の縁にはLED照明が付いているので、お化粧などがしやくすなりました。

浴室は、ワンサイズ大きな1317サイズに変更し、さらにゆったりと入浴できるようになりました。大理石調のアクセントパネルが、ナチュラルでやさしい雰囲気を演出しています。

狭くてお困りだったトイレは、奥行きを広げ、大きく開く引き戸に変更。さらに手洗い器付きのカウンターも設置して、使い勝手を向上させました。

玄関スペースをゆったり広く取り、トール型の玄関収納を設置。玄関の圧迫感がなくなり、収納スペースも格段に広くなりました。
お客さまのご要望
- リビング・ダイニングと洋室(2)を大きな一部屋にしたい。
- 北側の部屋は寒いので、南側を生活の場としたい。
- 書斎を確保したい。
- 収納を集約して、スペースを広げたい。
- トイレを広くしたい。
- 段差をなくしてバリアフリーにしたい。
プランナーからのコメント
リフォームは、Kさまご夫妻の長年の夢だったとうかがいました。お打ち合わせでは、奥さまのご希望やお好みに、旦那さまが寄り添う姿をよくお見受けしたのが印象的です。ご期待に添えるよう、プランニングにあたっては、お部屋の使い方や収納におさめるものなどをできるだけ具体的にうかがい、通路の幅やウォークインクロゼットのサイズなどを細かく調整していきました。そうしたヒアリングの成果を形にできたリフォームになったと思います。
お客さまの声
憧れのオープンキッチンをはじめ、とても明るく開放的な住まいとなり、満足しています。こちらであれこれ調べたりはせず、信頼してお任せしましたが、細かなことでも相談にのってくださり、部屋を広く使うための工夫や、風通しをよくするための動線づくりなど、希望を叶えるための提案を次々といただき、助かりました。スムーズなリフォームができたと思います。
リフォームデータ
家族構成
リフォーム後間取り
専有面積
施工期間
リフォーム費
築年数(リフォーム当時)
リフォーム箇所
- 内装
- フローリング
- 水回り
- キッチン、トイレ、洗面室、ユニットバス
- 造作家具・収納
- 洋室収納、玄関収納、壁面収納、キッチンカウンター収納