事例 File No.78

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和と洋が巧みに共存 第二の人生を大切にした住まい

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リフォームのポイント

◇大胆に間取りを見直してご夫妻の希望を実現

西側の洋室3室を、広いリビングと和室、そして納戸に変えました。和室は四畳半ながら、本格的な床の間を備え、
障子を開ければLDKとつながります。

リビングに造作した大容量の壁面収納には、それぞれのデスクスペースを設け、パソコンでの調べものや趣味を
楽しめる工夫も。自分らしく過ごせる住まいができ、ご満悦のご夫妻です。

リフォーム写真ギャラリー

  • 明るいリビング、くつろぎの和室、会話の弾むダイニング。70代のご夫婦のこれからの生活を大切に考えた住まい。
  • 和室の障子を全開にしたリビングからの眺め。窓からの光や風が隅々まで届く心地よい空間。
  • 以前は閉鎖的だったキッチンをオープンタイプへリフォーム。奥にパントリーを設け収納力も十分。
  • 黒檀の床柱・床框・長押を備えた4畳半の床の間。仏壇と押入れもある本格的な和室。質感のあるカラーをセレクトしモダンな印象に。
  • 木目を生かした明るい雰囲気の玄関。手すりやベンチなどバリアフリーの備えも安心。
  • 天井まである大型の収納とカウンター収納で持ち物もスッキリ。明るくシンプルな内装で、伝統的な和ダンスもしっくり馴染む。
  • 廊下の突き当たりに設けた飾り棚。照明が趣のある表情を映し出す。
  • キッチンと廊下の間の採光窓には、光を通す磨りガラスを採用し廊下が暗くならない工夫を。
  • 明るい木目の面材を採用した洗面化粧台。浴室の入口も2枚引き戸なので空間を広く使える。

間取り Before/After

  • Before

  • After

お客さまのご要望

・壁が多く、狭くて暗いリビングを何とかしたい
・キッチンとリビングで会話ができない
・マンションにも似合う本格的な和室がほしい

プランナーからのコメント

・以前は西側が洋室3室で区切られ、せっかくの眺望が損なわれていました。南側コーナーの洋室1室をなくし、和室も障子を開けばリビングとつながる広々した空間を実現。西と南の窓からたっぷり陽射しも入るように。
・壁を取り払い、キッチンの位置をダイニング側へ移動することで、見通しのいいオープンキッチンに。料理中に窓からの景色を楽しめ、ご主人との会話もできるようになりました。キッチン奥に生まれた空間にはパントリーを設けて収納力もアップ。
・納戸にした洋室の一部とリビングの一部を取り込み、床の間や仏壇のある四畳半の和室を実現。壁と天井に質感のあるカラーをセレクト。本格和室でありながらモダンな印象になるよう、周囲と調和するバランスに配慮しました。

お客さまの感想

壁が多くて暗い、収納が少ないといった悩みを細かく聞いてくれ、「こういった解決法があります」と具体的に教えてもらえました。
物件の構造にも詳しく、安心してお任せできると思いました。

リフォームデータ

事例No. 78 建物タイプ マンション
施主 Iさま 家族構成 2人
リフォーム費 1,080万円(税込) 施工期間 約2カ月
築年 1989年5月 専有面積 約93㎡
リフォーム箇所
  • ■内装フローリング、クロス張り替え
  • ■水回りキッチン、洗面室
  • ■造作家具・収納リビング収納、和室収納、寝室収納、ニッチ(飾り棚)
  • ■その他--