
限られた空間を生かして実現した
夫婦のための快適な住まい
- 40.59㎡
- 1LDK
- 522万円
(税込)
- 家族構成:2人
- 施工期間:約1カ月
定年を間近に控え、お手持ちの衣類や生活用品などを整理して、明るく住みやすい部屋にリフォームしたいとお考えだったOさまご夫妻。そこで、洋室をなくしてリビング・ダイニングを広げ、窓から光がさしこむ明るくて居心地のいいお部屋にすることをご提案しました。さらに、ウォークインクロゼットやリビング・ダイニングに壁面収納を新設するなど、収納スペースを造作し、すっきりと暮らせる快適なお住まいを実現しました。
リフォームのポイント

洋室をなくして拡張したリビング・ダイニングは、窓から光が差し込むようになったことで明るくなり、居心地がよくてくつろげる空間になりました。以前はキッチンから離れた和室をダイニングとして使用していましたが、キッチンと一続きの使いやすいダイニングスペースができたことで、料理を出すのも食器を片付けるのも楽になりました。

リビング・ダイニングの壁面には、テレビが置ける大容量の収納を造作。洋服たんすに入れてあった衣類も、テレビ両脇のクロゼットに収納できます(左写真)。収納を閉じれば、すっきりとした白い壁面に(右写真)。空間にゆとりが感じられるよう、テレビ上部の収納は奥行きを15cm浅くしています。

壁付け型のキッチンは、食器棚を新設することで、豊富な収納を確保。食器棚のカウンターは、調理器具などを使いやすい位置におくことができます。面材は薄いピンクで統一し、明るく華やかな空間としました。

Oさまは、高齢になっても寝起きが楽なようにとベッドが置ける部屋を希望されていました。そこで和室を洋室に変更し、床をフローリングにしたことで、リビング・ダイニングと段差のないバリアフリーな床にすることができました。寝具もしまえるよう、奥行きのある収納を新設しています。また、障子はお掃除のしやすい樹脂シートに張り替えました。

リビング・ダイニングから出入りできる、使い勝手のよいウォークインクロゼットを新設。可動棚を設置し、掃除機などの大きなものから衣類、小物まで効率よく収納できるようにしました。

リビングや洋室などが白を基調に統一しているのと対照的に、トイレは、和文様をアクセントとし、遊び心を持たせました。

以前は廊下とリビング・ダイニングの間に仕切りがありませんでした。そこで、半透明のガラスを組み込んだドアに変更しました。リビング・ダイニングのプライバシー性を高めるとともに、廊下や玄関に光が入るようにしました。また、トール型の玄関収納を造作し、収納力を高めています。玄関のたたきには、汚れが目立たずお掃除もしやすいファブリック柄のフロアタイルを採用しました。
お客さまのご要望
- リビング・ダイニングを明るく広くしたい
- ベッドが置ける洋室を確保したい
- 地震対策として、たんすなどの家具を置かずにすむよう、収納スペースを増やしたい
プランナーからのコメント
以前は全体的に収納が不足していたため、洋室が納戸と化していました。そこで、限られた空間のなかで、十分な収納を確保するにはどうすればよいか、収納計画の全面的な見直しを行いました。随所に目的に合った収納を設置したことはもちろん、多目的収納としてウォークインクロゼットをご提案し、採用いただきました。コンパクトでも収納の充実した居心地のよいお住まいができたと思います。
お客さまの声
リビング・ダイニングは明るくなり、またキッチンにいてもコミュニケーションがとりやすくなりました。悩みだった収納の不足も解消し、すっきりと暮らせるようになりました。プランナーさんは、私たちの要望を素早くキャッチし、いろいろと思いつかないような提案をいただきました。お任せしてよかったと思っています。
リフォームデータ
家族構成
リフォーム後間取り
専有面積
施工期間
リフォーム費
築年数(リフォーム当時)
リフォーム箇所
- 内装
- フローリング、クロス、建具、CFシート
- 水回り
- キッチン、洗面室、トイレ
- 造作家具・収納
- リビング収納、洋室収納、玄関収納、ウォークインクロゼット、オープンクロゼット、食器棚


