夫婦二人が心地よく過ごせる住まいへリフォーム

廊下からリビング・ダイニングに続くドアを開けた時に正面にあった物入を撤去し、広い動線を確保することで、より開放的でスムーズに移動できる空間を実現。さらに、キッチンの横幅をコンパクトなタイプに変更することで、より快適な動線を確保しました。和室は洋室へとリフォームし、建具も襖から3枚連動引き戸へ変更。扉を開けるとリビング・ダイニングと一体感のある広々とした空間が広がります。

リビング・ダイニングには新たに大容量の収納を設け、リビングで使用する小物をすっきりと整理できるようにしました。さらに、ワークスペースを備え、お掃除ロボットの収納スペースも確保。機能性と快適さを両立させた、すっきりと暮らしやすい空間に仕上げました。

洋室（1）は寝室として利用されるため、アクセントクロスにグレーを採用し落ち着いた空間に仕上げました。また、カーテンボックスはリビング・ダイニングの収納と色をそろえることで、全体に統一感を持たせました。

キッチンのゴミ箱は、シンク下のスペースに収納できるように配置を変更。空間にアクセントを加えるため、フローリングを汚れに強い白色のフロアタイルに変更しました。

浴室には石目調のパネルを採用し、明るく清潔感のある空間を演出しました。さらに、お手入れのしやすさを考え、カウンターや収納棚は取り外して洗える仕様のものを設置しました。

洗面化粧台は造作家具で設計し、壁面にはガラスのモザイクタイルを採用しました。カウンターの下部にはタオル掛けを設置し、使い勝手を向上。洗濯機の上部には棚を設け、リネン類や洗剤などを便利に収納できるようにしました。

トイレは既存の本体をそのまま使用。背面キャビネット上にあった手洗い器を撤去し、スペースを広げて、側面に手洗い器付きカウンターを新設しました。その結果、使い勝手が向上し、より快適な空間に。さらに、落ち着いたモカグレーのアクセントクロスを取り入れ、穏やかで心地よい雰囲気に仕上げました。

玄関には靴を履いたまま出入りできる土間を新たに設けました。さらに姿見を設置したことで、お出かけ前に身だしなみをチェックできます。また、掃除機の充電用コンセントも計画的に配置しました。可動棚を取り入れ、収納するアイテムに合わせてスペースを自由に調整できるようにしました。

新たに設けたウォークインクロゼットには、大切にされている桐箪笥を置けるスペースを確保しました。またポールを増設し、ご夫婦の洋服を1カ所に収納ができるようになりました。

玄関には新たに土間を設計したため、下足入れをなくしました。床には素焼きのレンガ調のフロアタイルを採用し、正面の壁にはエコカラット^※1を施すことで、華やかで上質な空間を演出しました。