特集 vol.37『“+α”の発想で 水回りを 上手にリフォーム』
リフォームのご要望で最も多いのは、古くなった水回り設備の交換です。
しかし、せっかくのリフォームを、設備の入れ替えだけで終わらせるのはもったいない!
設備の移動や間取り変更など“+α”の発想を加えれば、リフォームで暮らしはもっと快適に。
今回は、水回りに“+α”のリフォームをした実例とその効果についてご紹介します。
これまで気づかなかった、お悩み解決やご不満解消のヒントが見つかるかもしれません!
- 「古くなった便器は、機能が充実した最新のものに交換すればよいのですが、トイレのスペース自体が狭いので、手洗い器も置けません。隣の洗面台を使っている家族がいると、出入りもしづらいんですよね……」
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洗面台は、トイレの引き戸のすぐ横に。トイレの手洗い器も兼ねさせ、省スペースと使い勝手を両立。
- 「4人家族なので、着替えや洗濯物もたくさんあります。でも洗面室・脱衣室が狭くて、それらを収納するスペースがありません。朝は、廊下や洗面室が混雑するので、ストレスになります」
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広くなり収納が増えた洗面室。キッチンと洗面室は直線の動線で結ばれ、キッチンから洗面室の様子も見通せるようになりました。
- 「独立型のダイニング・キッチンは、囲まれ感が強く、他の部屋からは孤立している感じがあります。キッチンはオープンにして、さらに洗面室やリビングとの行き来がもっと楽になるといいなと思っています」
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引き戸を開け放てば、ダイニング・キッチンとリビングは直結。キッチンから洗面室へも、最短距離で移動できるようになり、家事効率がぐんとアップ!
- 「キッチンから洗面室へ行くには、廊下に出てぐるっと一回りしなくてはなりません。玄関からキッチンや洗面室へ行くときも、距離が長くドアが多いのが不満です。家の中の風の通りも悪いので湿気が気になります」
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オープンタイプのキッチンが家事の中心。そこから、洗面室へもリビングへも動きやすくなりました。玄関からリビングを通らず、洗面室からキッチンへ至る動線も生まれました。
- 「ホテルライクなベッド中心の生活スタイルにしようとリフォームを検討しています。リビング・ダイニングは客間的な空間にしようかなと。でも、その場合、プライベート空間とゲスト空間がうまく分けられるか…が悩みどころです」
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縦格子の引き戸で、リビング・ダイニングと寝室はゆるやかに仕切っています。帰宅時は、玄関から上がって廊下の収納に外着を掛け、洗面室へ。寝室からは、キッチンやトイレへもリビングを通らず行けるプライベート動線が備わっています。
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小さなお子さまや高齢な方がいらっしゃるご家庭では、例えば、LDやキッチンなど滞留時間の長い場所から、浴室・洗面室(脱衣室)、子ども部屋などが見通せる配置にすると、万一何か起きてもすぐに駆けつけ、手助けできる「安心の水回り動線」を設けることもおすすめです!
いかがでしたか?
リフォーム成功の一番のポイントは、プランナーとお客さまとのコミュニケーションです。
まずはどんな住まいにされたいか、皆さまのご希望をお聞かせください。
お見積もり、プラン作成は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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