2022.02.04

Column

特集 vol.36『土間のある暮らし』

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テレワークやオンライン授業が盛んになった現在、住まいに求められる機能も変わってきました。家で過ごす時間が増えたことから、普段の生活空間を広げたい、そのために収納を増やしたいというニーズが高まっています。
そして、余暇の過ごし方にも、人が多く集まる繁華街などに出かけるのではなく、家で趣味の時間をもったり、人の少ないアウトドアに行くようになったといった変化がみられるようになりました。 趣味の道具やかさばるアウトドア用品をどう収納するのかも、いま、住まいに求められている工夫の一つといえます。
そんな時代に注目を集めているのが、「土間のある暮らし」です。

土間のメリット
単なる収納力のアップに
とどまらないメリットがあります。

  • 外で使った物の収納に便利
  • 新しい動線と明るさの確保
  • 玄関が広く使いやすく
外で使った物の収納に便利
コートなどのアウターや外で使った物、
アウトドア用品などを部屋の中に持ち込まずにしまえます。
土間に収納を設けることで、雨に濡れたコートや汚れたジャケットを、手軽に掛けておくスペースとして使えます。
さらに、自転車やサーフィン、釣り、ゴルフといったアウトドアの趣味の物の収納として、またメンテナンスをする自宅工房としても活用できます。
  • 玄関横の洋室を土間とウォークスルークロゼットに変えた事例。外で使った物がさっと置ける空間ができました。

  • 自転車が置ける土間とメンテナンススペースとしても使えるウォークスルークロゼットを設けた事例です。

新しい動線と明るさの確保
玄関から土間を通って居室に直行できる
新しい動線をつくることも。
玄関から土間を通って移動できる動線を追加することにより、回遊性を高め、お部屋の使い勝手をよくするばかりでなく、住戸の風通しを改善して湿気をこもりにくくすることができます。 また、土間に隣接するお部屋の採光の一部を取り込むことができれば、玄関をより明るくすることも可能です。
  • 玄関に続く土間を設け、シューズインクロゼットとした事例です。窓からの光が入るので、明いシューズインクロゼットとなっています。

玄関が広く使いやすく
玄関に土間をつくることで、玄関の空間が広がり、
動きやすく使いやすいスペースを生み出せます。
ご高齢な方の介助や車椅子の使用が必要になったときなどは、玄関スペースの不足が感じられることもあるでしょう。
玄関に土間をつくることで、玄関が広がり、使い勝手のよい空間となります。
また、来客の際、ちょっと腰かけて話をするスペースとすることも可能です。
玄関回りを使いやすくするリフォームとしておすすめいたします。
  • 洋室の一部を玄関スペースの拡張にあてた事例。窓からの採光もあり、明るく広々とした玄関となりました。

  • 既存洋室をなくして土間収納を作り、玄関スペーも広げた事例です。土間収納へのベビーカーの出し入れもぐっと楽になりました。

  • 土間の使い方と居住スペースのバランスが大事。
    このようなメリットがあり、近年注目されている「土間のある暮らし」ですが、むやみに土間を広げると、居住スペースを圧迫することになりかねません。プランニングのポイントは「土間を何のために、どう使うのか?」という目的を見定めること。
    「大京のリフォーム」なら、豊富な経験をもつプランナーが、必要に応じた適切なプランニングをご提案いたします。

●土間の新設にあたっては、最下階以外では下階住戸への音の配慮により、設置できない場合もあります。

いかがでしたか?
リフォーム成功の一番のポイントは、プランナーとお客さまとのコミュニケーションです。
まずはどんな住まいにされたいか、皆さまのご希望をお聞かせください。
お見積もり、プラン作成は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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