特集 vol.29『私たちのバリアフリー・リフォーム』
バリアフリー・リフォームというと、シニアや障がいがある方のためのリフォーム、あるいは老後を見据えた将来への備えとしてのリフォームだと思われるかもしれません。
しかし、住まいのお困りごとやお悩みを改善し、住む人にとってより快適な住まいにすることもバリアフリーといえるのではないでしょうか。
今回は、そんな「私たちのバリアフリー・リフォー
ム」のさまざまなアイディアや「大京のリフォーム」
が行った施工事例をご紹介します。
- 1. お困りごとをバリアフリーの視点から考えてみましょう
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「バリアフリー」が実現した住まいとは、年齢、性別、身体能力などにかかわらず、誰もが快適に住める家といえます。
そして、我が家のちょっとした不便を解消することは、自分たちにとって将来も快適な住まいを作り上げていくための、「小さなバリアフリー・リフォーム」の第一歩なのです。 - 2. バリアフリー・リフォームの事例
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「大京のリフォーム」の施工事例から、2つのお住まいをご紹介します。どちらも介護のためにバリアフリー・リフォームをされたケースですが、素敵なお部屋の中に快適や便利のアイデアがたくさん盛り込まれています。お悩み解決の参考としてご覧ください。
整った佇まいの中に介護空間を共存させた大胆リフォーム
ご両親との同居を考え、バリアフリー・リフォームをされた例です。リビング・ダイニングの壁一面に、スタイリッシュな収納を造作。軽く押すだけで開く、使い勝手の良い収納扉を採用しています。
「介助される側はもちろん、介助をする側もストレスフリーな住まいに」というお考えがありました。明るく暖かいリビング・ダイニングに、ご両親のベッドを置きつつ、居住空間とベッド空間を柔らかく仕切るために、バーチカル・ブラインドを採用。足元にレールのないバリアフリーを実現しながら、見守りとプライバシーの確保を両立できました。
介護の負担を軽減した快適リフォーム
キッチンを移動させ、リビング・ダイニングを拡張。一体的な空間となり、キッチンに立ちながら、リビングでくつろぐ家族の様子を自然に見守ることができるようになりました。
- 3. バリアフリー・リフォーム減税が使える場合も
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バリアフリー・リフォームの種類によっては、減税の対象となり、所得税の控除や固定資産税の減額が受けられます。減税の種類によって、対象となる工事の内容や適用要件、また申請方法や対象期間などが異なりますので、詳しくは専門家、税理士等にご相談ください。 もちろん「大京のリフォーム」なら、効果的なバリアフリー・リフォームとともに、減税制度にも配慮したご提案が可能です。 制度の内容については、下記の国土交通省ウェブサイトをご確認ください。
対象となる工事 ❶ 通路または出入口
の拡幅❷ 階段の勾配の緩和
❸ 浴室の改良※
❹ トイレの改良※
❺ 手すりの取り付け
❻ 段差の解消
❼ ドアの改良※
❽ 滑りにくい床材へ
の交換※対象となる工事には、上記以外に詳細な要件がある場合がございます。
詳しくは、上記の国土交通省ウェブサイトにてご確認ください。減税の種類 ❶ 所得税の控除(自己資金で行うかローンを組んで行うか、またローンの返済期間などにより控除期間や控除額が異なります)
❷ 固定資産税の減額
●上記の減税制度の対象となる工事の種類、減税の種類は、2021年5月10日現在のものです。工事の種類の他に対象となるための適用要件(床面積、対象者等)も定められています。工事の種類・適用要件、減税の種類は今後変更となる場合があります。
●上記の他、贈与税の非課税措置、登録免許税の特例措置、不動産取得税の特例措置などを受けられる場合があります。