2020.11.20

Column

特集 vol.22 『壁を設けない間仕切りの工夫』

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開放的な空間を楽しみたい反面、用途に合わせて部屋を分けたり、プライベートな空間やちょっとした目隠しが欲しい。と思う事はありませんか? 部屋を細かく区切らずに、 大きな空間にちょっとした工夫で暮らし方の変化に対応するアイディアをご紹介します。

Case1 格子を使う

格子の引き戸をフルオープンして家族でゆったりと大空間で過ごしたり急な来客時にはさっと閉めて、生活感のある部分を隠す、というような便利な使いかたができます。間仕切りを活かすことで、このように生活空間を動きあるものに変えることが可能です。

壁の代わりに格子タイプの間仕切りを設置することで、大きな窓から取り入れた風と光が部屋の奥まで届くようになります。屋外と室内とのつながりをじょうずにもたせることで快適な住環境作りを可能にします。



Case2 引き戸で間仕切る

簡単に生活スペースを変更することが出来る「引き戸の間仕切り」リビングと寝室など部屋と部屋のスペースを引き戸によって自由に動かすことができます。
「壁を取り付ける」などの大きな工事も不要で、1つの大きな部屋を2部屋に分けるなど、簡単にレイアウトを変更することができます。



Case3 ブラインドを使う

ブラインドは部屋と部屋の間を仕切りたいときや、広い空間を状況に応じて分けたいとき、「間仕切り」として使うこともできます。使用しないときはスペースを取らずに畳むことが可能です。
ブラインドを使用した間仕切りは、ほどよい距離感のある間取りをつくるのにも役立ちます。ひとつの空間でも間仕切りでやわらかく分けることで、家族が互いの気配を感じながら、気兼ねなく自分一人の趣味や好みの時間を過ごすことができます。


バーチカルブラインドで大空間にも寝室にも


可動間仕切りは、場面に応じて利用することで過ごしやすい環境を作ることができます。
壁で仕切る方法を採用しない分ライフスタイルや用途に応じて柔軟に対応できます。
個室を簡易的に作りたい場合やレイアウト変更を楽しみたい場合は、「可動間仕切り」の設置を検討してみてはいかがでしょうか。


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